
ヒロポン錠 大日本製薬 1944年5月 |
−すいません、覚醒剤ひとつください。− |
ヒロポンである。ヒロポンではない
菅原文太風に、ヒロポンと発音したほうがよろしい。感じが出ます。
ヒロポンである。
覚醒剤の愛称の座は、いまではシャブに奪われてしまっているが、
その昔は覚醒剤といえばヒロポンであった。
したがって覚醒剤常用者の愛称は
シャブ中ではなくポン中である。
ヒロポンの由来は諸説あって、疲労がポンと飛ぶとか
ギリシャ語でどうたらとかあるが、
そんなことはどーでもいいことである。
戦時中は航空機搭乗員に配給されていた立派な軍需物資であった。
考えてみりゃ夜間視力を向上させるみ号丸薬(見えるのみ)
といいヒロポンといい、旧帝国軍隊には怪しげなものが多いねぇ。
これが敗戦によりどっと市場に大放出したのである。
当然恐るべき副作用によりポン中ちゃんが大続出である。
あー、ちなみにこの薬はいま非合法です。
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ちなみに出所は1944年5月6日の朝日新聞の広告であるが
その日の一面の見出しには古賀連合艦隊司令長官戦死という
眠気も倦怠も吹っ飛んでしまうような
見出しが躍っています。
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